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【DQMJ2P】勝ち抜きバトルについて

2011年に発売されたニンテンドーDSのソフト、

ドラゴンクエスト モンスターズジョーカー2プロフェッショナル(DQMJ2P)の勝ち抜きバトルについてお話しします。


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勝ち抜きバトルとは、DQMJ2Pの全てのシナリオクリア後に遊べるやり込み要素です。

 

1戦目、2戦目、3戦目・・・と、ランダムに登場する敵のパーティを倒し続けていき、何連勝達成できるのか挑戦するモードです。

実はこのモードが、ドラクエモンスターズ界隈で人気を博しています。

という訳で、この勝ち抜きバトルについて、一緒に考察してみませんか。私も挑戦しています。

 

 

  • 勝ち抜きバトルが盛り上がっている理由

DQMJ2Pで初めて実装されたやり込み要素だから

2010年発売のDQMJ2(無印)から1年後、新たなストーリーやモンスターが追加されたプロフェッショナル仕様、それがDQMJ2P(プロフェッショナル)です。やり込み要素の1つでもある勝ち抜きバトルが、今作で初登場しました。

 

・勝ち抜くたびに敵のモンスターが強くなっていく

序盤こそ敵のステータスは低いものの、100戦目が近くなってくると、ほとんどの敵の体力が1000前後を到達します。その他の数値も高くなっており、高い攻撃力から繰り出される斬撃に加え、高守備力によって、こちらの攻撃が通りにくくなるため対策が必須です。勝ち進めて行けば行くほど、相手は途方もないステータスになって行きます。

敵のステータスを可視化できる呪文、ダモーレを使ってみました。必中な上に、マホカンタを貫通する呪文です。敵のステータスには、なんと3000を超えている値が。

(敵のHPのみ、ダモーレを使用せずとも確認できます。)

・約300種類のモンスターの中からランダムで敵として登場する

レアなモンスターや、大魔王などの強敵、こちらが持っていない入手困難な魔物も現れます。様々な種類のモンスターを見られるのが面白いですね。

・全滅する(負ける)まで、どこまでも挑戦可能

こちらのパーティが全員倒れてしまうか、棄権を選択するまで限界に挑めます。この時点で勝ち抜き数が記録されます。

ただし、勝ち抜きバトルの最も恐ろしい部分は、中断ができず、続きから再開できないところでしょう。

DSを落として画面がフリーズしたり、寝落ちをして電源が切れてしまったりとリセットを余儀なくされた場合、如何なる理由があろうと1戦目からスタートです。

また、どこまで勝ち抜いていても、再び挑戦する場合は1戦目からスタートです。

これらをどうにか切り抜けて、記録を伸ばしていくかを考える事が勝ち抜きバトルの醍醐味なのでしょう。

その他のモンスターシリーズ作品である、テリワン3D(2012)、イルルカ3D(2014)、DQMJ3(2016)、DQMJ3P(2017)も勝ち抜きバトルが存在しています。

テリワン3Dから、勝ち抜きバトルを中断して続きから再開が可能になりました。DQMJ3から、連勝数を重ねていても敵のステータスが上振れず、低めに調整されています。

このように、DQMJ2Pと比べると難易度が下がっています。

DQMJ2Pが注目されている訳は、上記の理由に加え、仕様が重なり合った結果、最も難易度が高いからなのでしょう。競技性を見い出す可能性を秘めています。

 

 

 

余談ですが、スーパーマリオ64(1996)や、ゼルダの伝説 時のオカリナ(1998)といった現在も非常に根強い人気を誇るタイトルがあります。

このタイトルで、ゲームクリアや特定の箇所へ到達するまでの時間を計測する、RTA(リアルタイムアタック)、現在も新たな仕様や面白いバグが発見されて大いに盛り上がる界隈。

DQMJ2Pの勝ち抜きバトルは、これらの楽しみと通ずる部分があると感じます。

ここまで、DQMJ2Pの勝ち抜きバトルについて話させていただきました。

次の機会に、挑戦した際に使用したパーティ、味方モンスターの総評など、内容について深く掘り下げて行きたいと考えております。

今回はこれまで。読んでいただきありがとうございます。